2回目のデート
『青い鳥』に続いて重松清の『気をつけ、礼。』を読みました。教師と生徒とのふれあいを描いた6編。甘い思い出、苦い思い出、ほろ苦い思い出。心に残る教師との出会いって誰にでもあるのかしら。すみません、わたしはありませんでした。あったらよかったのかなあとも思うけど、6編読んでみて、なかったことが幸せのような気も少しします。あー、でも都合の悪いことは忘れてしまうわたしなので、ほんとはなんかあったかもしれない。ま、いいや。6編のなかでは『にんじん』の苦さが強烈で、『泣くな赤鬼』に泣きのツボを直撃されました。
重松清には、心の中の今までとは違う場所ををざわざわとかきたてられているような感覚があり、今のところ「できすぎじゃん」という別の心の声を圧倒していて、おもしろい、おもしろいと思っているのですが、好奇心いっぱいの2回目のデートという感じがしないでもありません。4回目くらいになるともういいや、と思うかも。でも3回目のデートは楽しく行けそうです。










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